宗教社会学のすすめ (丸善ライブラリー 354)

著者 :
  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621053546

作品紹介・あらすじ

宗教にあまり接したことがない人は、宗教の問題はそう複雑ではないと思うかもしれない。しかし、その歴史や実態について知れば知るほど、その奥行きは深く、また混沌としてくる。それは人間生活のほとんどあらゆる側面に関わりをもっているとさえ言えるのである。宗教と呼ばれる現象が生み出している、まさにカオス的状況に絶えずなんらかの秩序ないし説明可能な現象を読み取ろうとする「宗教社会学」-情報時代に求められる宗教への新しいアプローチ。

感想・レビュー・書評

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  • 宗教を体系的に捉えようとする言説がよくまとめられていてオススメ。

  • なぜだろう…

    前半、宗教の類型や特色、世界宗教の様々な側面からの比較など、単一の宗教の研究にない面白さがあった。

    中盤、宗教の機能的側面を理論的に捉えようとする社会学の学説を交えた展開は、分かりやすい解説で興味深かった。

    後半、現代の新宗教を中心に、過去の宗教事情と異なる社会的特質やその研究法など、身近なテーマゆえに自分事として考えさせられた。

    文章も遊びはないが、的確で理論的。

    なのに、なぜかなかなか読み進めなかった。なぜだろう…

  • CHIT

  • 宗教社会学のエッセンスを凝縮した入門書。自分は、宗教の中に入っていくよりも、こうやって客観的に観察するほうが好きです。

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著者プロフィール

國學院大學・神道文化学部教授。宗教社会学、現代宗教論、宗教文化教育研究。著書に『教派神道の形成』『新宗
教の解読』『若者と現代宗教』『図解雑学 宗教』『宗教社会学のすすめ』『神道入門』『宗教社会学がよ~くわか
る本』『本当にわかる宗教学』、編著に『現代日本の宗教社会学』『世界の宗教101物語』『ワードマップ 神
道』『図解雑学 神道』『現代宗教事典』『近代日本の宗教家101』ほか。

「2011年 『グローバル化するアジア系宗教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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