教育術

  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622006138

作品紹介・あらすじ

著者は人が生まれてからおとなになるまでの間を、7年を単位として三つの段階でとらえようとする。本書では、そのうちの2番目の7年間の子どもに対する教育的な関わり方が大きなテーマになっている。身体の健全な教育が中心課題である生後7年間の第1期を経て、第2・7年期では、芸術的な体験を通して世界を感じとる「感性」を伸ばすことが教育の大きな目標とされる。したがって、たとえ読み書きや計算といった抽象的な事柄でも、子どもの「感性」に訴えるべく芸術的に教育されなければならないと考える。著者の結論は、教師の職業にとっての黄金律となる言葉で締めくくられている。ひからびるな。新鮮さを失うな。これはそのためのすばらしいマニュアルといえよう。

感想・レビュー・書評

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  • 私が一番最初に読んだシュタイナーの本。筑摩書房「教育芸術1方法論と教授法」と同じ内容です。

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著者プロフィール

ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)
哲学博士。オーストリア生まれ。ウイーン工科大学で、自然科学・数学・哲学を学ぶ。ゲーテ研究家・著述家・文芸雑誌編集者として世紀末のウィーン・ワイマール・ベルリンで活躍。帝政ロシア生まれのエレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー創唱になる神智学協会のドイツ支部事務総長就任後、袂を分かち、人智学=アントロポゾフィーを樹立。スイス・バーゼル近郊ドルナッハに自身設計した劇場と大学を含む「ゲーテアヌム」を建設し、普遍アントロポゾフィー協会(一般人智学協会)本部とした。

「2023年 『人間発達論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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