イスラム報道: ニュースはいかにつくられるか

  • みすず書房
2.00
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622006176

作品紹介・あらすじ

イラン革命、テヘランの米大使館占拠事件の発生とともに、は世界のトップ・ニュースとして劇的に登場した。アメリカのTV・新聞は、それをいかに報道したか?また、報道しなかったか?エドワード・サイードは、その言説をフーコーのディスクール分析の方法によって考察し、フィクションとしてのが造出される過程を明らかにする。そこにをあらゆる負の表象とみなすの20世紀的性格が浮き彫りにされ、現代のの構造が鮮明に示される。

著者プロフィール

エドワード・ワディ・サイード
(إدوارد سعيد, Edward Wadie Said)
1935年11月1日 - 2003年9月25日
エルサレム生まれのパレスティナ人で、アメリカの文芸批評家。エルサレム、カイロで幼少時を過ごし、15歳の時にアメリカに渡る。プリンストン大学を卒業後ハーバード大学に学び、コロンビア大学の英文学・比較文学教授を務めた。サイードはまた、パレスティナ民族会議のメンバーとしてアメリカにおけるスポークスマンを務め、パレスティナやイスラム問題についての提言や著作活動など重要な役割を担った。『オリエンタリズム』(平凡社)、『知識人とは何か』(平凡社)、『世界・テキスト・批評家』(法政大学出版局)、『文化と帝国主義』(全2巻、みすず書房)などの主著が邦訳されている。

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