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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622079170
感想・レビュー・書評
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ベトナム戦争で「アメリカ兵が何をしたのか」という「問い」の向こうに、アメリカが「ベトナムの農民たち」に何をしたのか、そして、戦場に駆り出された「アメリカの若者に」何をし、何をさせたのか、という問いがあることをまず思い出させてくれました。「ベトナムでアメリカが何をしたのか?」という問いです。
答えは、この本を読めばわかるのではないでしょうか。「戦争」は「国家」による「人間」に対する犯罪であるという、端的な答えを手放してはいけないことをニック・タースの膨大な仕事が語っていると思いました。
ブログに感想を書きました。よろしければ覗いてみてください。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202106070000/
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映画「地獄の黙示録」や「プラトーン」で米軍がベトナムでどんなことをしてきたかだいたい知ってるつもりだったが本書のように文献をあげて実態を突きつけられると怒りを通り越して胸が悪くなる.