フィールドワークの技法と実際―マイクロ・エスノグラフィー入門

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著者 : 箕浦康子
  • ミネルヴァ書房 (1999年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623030040

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フィールドワークの技法と実際―マイクロ・エスノグラフィー入門の感想・レビュー・書評

  • 自分が初心者であるため、最初の理論編のあたりは読むのがしんどかった。
    でも、それに続く各章が具体例を踏まえてかかれているため少しずつではあるが、理解できた。
    まるで授業を受けているかのように読み進められた。

  • スキルとして
    観察
    問いを立てる
    をあげている。なるほどと思った。

    研究倫理についても詳しく述べているのは実際上の課題だと思われる。

  •  マイクロエスノグラフィーについての入門書。物理学や統計学、(古典的)社会学、政治学、経済学を読んでいると、社会情勢分析や実験などのより客観性を目指す分析は、目の前のちょっとした変化に反応するのが難しい事が多いし、マーケティングなどの実務的にも応用が難しい面もある。
     正直、難しいなー。。結局観察眼にかかってくるが、そう簡単によくできないしな。。少しずつ身につけるようにしないと。でも、どうやってすりゃいいんだろ?


    <基本>
    ■何のために観察するのか(検証したい仮説)、を抽象的でいいので決めておくこと。実際に観察する際は、確認のためなのか、気になるポイントを探すのかのどちらかになり得る(仮説生成法の仮説検証法どちらかがあり得る)。
    ■アプローチ:解釈的アプローチ、実証的アプローチ

    <基本的枠組み>
    ■観察:「見る」という超主観的行為
    ■面接:リサーチ面接:データ採取
    ■問いを立てる:問いを考える→観察する→より詳しい・発展した問いをつくる→…という良いスパイラルを創る。
    ■フィールドでの役割と倫理:観察者の立場:現場にいかに関わるか(ex.幼稚園でフィールドワークをする→子供達と普通に遊ぶべきか?職員との関わり、父母との関わり)。匿名性etc.

    <実際の現場で>
    フィールドノーツへメモ→観察後にノートへ再現・考察しながら書きとめる→エスノグラフィーへ。。
    ・いかにノーツから書き起こすか、いかにより良い問いにつなげるか。

  • すごく参考になる。

  • 研究方法としてのフィールドワークに関しての本。なんで、1年生のときとかに読まなかったんだろーって思う、とっても良い入門書。方法論だけではなくて、指導を受けた実際の研究やフィールドワークの試行錯誤まで、掲載されています。研究計画書を書く上でも助けられました。

  • 書名の通り、前半はフィールドワークの基本的な考え方を解説し、後半は実際のフィールド研究を紹介している。著者の専門は心理学だが、他の人文社会科学の研究のテキストとしても利用可能。

  • 文化人類学をはじめ、心理学、教育学、社会学などで重要な研究方法である「フィールドワーク」の中でも、特に人間の行動を扱い、それを生きている文脈ごと理解しようとする「マイクロ・エスノグラフィー」。本書は、その技法と実例を扱った入門書です。箕浦先生の語り口が巧妙です☆

    フィールドワークの基礎的な技術、フィールドで気をつけるべきことや問いの立てかた、倫理的な問題や陥りやすい誤りについて丁寧に書かれているうえ、フィールドワークの流れを?フィールドサイトの選定、?フィールドの全体像の把握、?問題設定、?焦点観察、?理論枠組みの探索、?選択的観察、? データの分析・解釈、?エスノグラフィー作成の8段階に分け、段階を追った説明がされているので、実際にフィールドワークをする際のイメージがしやすいです。

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フィールドワークの技法と実際―マイクロ・エスノグラフィー入門の作品紹介

マイクロな眼ではじめて見えてくる世界がある。生活のなかで生きる人々の日常をフィールドとし、自分自身がツールとなってデータを集め、まったく新しい仮説を生みだすためのアプローチ…。心理学・教育学・社会学など、人を研究対象とする各分野で、人の生きている文脈ごとに理解することをめざすフィールドワークの一つの技法としてマイクロ・エスノグラフィーが注目されている。本書は、東京大学教育学部箕浦ゼミでの「フィールドワーカーとしての心と身体」をつくる授業の記録である。

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