ローマ法とヨーロッパ (Minerva21世紀ライブラリー76)
- ミネルヴァ書房 (2003年3月20日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623038053
作品紹介・あらすじ
ローマ法がヨーロッパ法文化の発展に果たした役割とは-。その道程を辿るとともに、ヨーロッパ法史におけるローマ法の発展過程を判例法や慣習法など、法生活の現実を常に意識した叙述により生き生きと描き出す。
感想・レビュー・書評
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内容的には自分には難しく残ったものはあまりない。あるとすればわかりやすい文献を発表して法学が広がっていったという点で、現代語化してわかりやすくすることは決して悪いことではないと思えた。
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ローマ法の形成とその継受を歴史的に論じている。内容としては、ローマ法それ自体の内容の解説にページを割くというよりは、ローマ法が中世以降いかなる形で継受されていったかや、その際に活躍した学者の事跡の紹介が中心になっている。つまるところ、ローマ法がヨーロッパにおける法学の発展に多大な影響を与えていることを再確認できる著作である。
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