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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623047611
感想・レビュー・書評
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三葛館一般 289.1||II
本書は熊楠の生涯を年代記風に書いた評伝であり、日常的な流れを主とした内容は読み物としても十分に面白い作品です。また、巻末には参考文献の他、年表や事項・人名索引も付随し熊楠の人物研究にも利用できるかと思います。本書の副題「梟のごとく黙坐しおる」は孫文への心情を語った言葉であり、少し強固な印象を受けます。しかし熊楠の臨終の夢うつつの言葉は、自然を愛した言葉のようであり、本書の日常的な内容と相まって"てんぎゃん"熊楠の印象が少し変わった気がします。
(ぶどう)
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