せんせい、あのね: ダックス先生のあのねちょう教育

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 19
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623056729

作品紹介・あらすじ

せんせいに、みんなのたからものを教えてね。子どもたちに考える力を身につけてほしい。子どもたちと本音で語り合える関係をつくりたい。「あのねちょう」はみんなのたまてばこ。

感想・レビュー・書評

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  • 今、この時期にこの本に出会えて良かった。本が出たのは最近。でも実践はボクが生まれたころから始まっている。

    実際の「あのね帳」はボクがやっているものとは、やり方はちがかった。でも、その文章の美しさ、ステキなやりとりに心があたたかくなった。

    ジャーナルの実践を考えていく上でも、非常に大きな一冊に。いい本に出会えた。

  • せんせい、あのね___

    この言葉から始まる子ども達の日記や作文。
    一度は目にしたことがありませんか?
    私もまさに、小学校1年生のとき、この作文を書いていました。
    題して「あのねちょう(帳)」。

    鹿島和夫先生が考えた「あのねちょう教育」によって
    わずか小学校1年生の子達が書いた、詩のように素敵な作文。

    多くの先生が「どうすれば我がクラスの子ども達も
    そんな”あのね”が書けるのか?」__という声を機に、
    鹿島先生がこれまでの記録や試みをまとめたのが、この1冊です。


    鹿島先生の、面白可笑しく、怒ると鬼のごとき人柄、
    性のこと、恋すること、家庭や家族のことにオープンな姿勢が
    子ども達を自由かつ大胆にしたのだろう__そう思います。

    小学校教師を目指す私にとって、こんなに楽しい本は
    久しぶりでした。オススメです。

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著者プロフィール

1935年大阪生まれ。
泉佐野市立第二小学校、和泉高校から神戸大学教育学部を卒業。
約40年神戸市で小学校教諭を勤め上げた。
子どもの素直な視点を表現できる教育を独自で模索、現在も小学校などで取り上げられることが多い「あのね教育」の創始者。
その独特の教育がマスコミにも取り上げられ、ドキュメンタリー「一年一組」が文化庁芸術作品賞優秀賞を受賞。
著書は『一年一組せんせいあのね』(理論社)など多数。北原白秋賞や読売教育最優秀賞も受賞している。

「2024年 『せんせいあのね 1年1組かしま教室 1 ひみつやで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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