本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623059782
作品紹介・あらすじ
武田勝頼(一五四六〜八二)甲斐の戦国大名。信玄という偉大な父から家督を継ぎ、強大な軍団を擁しながらも、長篠合戦に敗れ、ついには武田家を滅亡させた勝頼。猪突猛進型武将という従来の固定観念から脱し、統治者や文化人としても優れていた素顔を明らかにする。
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
メモ
武田勝頼の伝記。史料を多用され、深く掘り下げておられる。猪突猛進で武田家を滅ぼした勝頼は無能な武将というイメージがあるが、本書はその考えに異を唱えている。
思いがけず諏訪家から武田家を継ぐことになった(信勝の陣代という説もあるが)。周りを味方の上杉家以外に織田家、徳川家、北条家に囲まれ攻め込まれ、家臣の相次ぐ離反で死に追い込まれた勝頼の無念は察するに余りある。わずか数カ月で後を追うことになった信長はどう思ったのだろうか?
全2件中 1 - 2件を表示