近代の女性および女性像はどのように形成されたのか。社会史の方法を用いて豊富な史料のなかから取り出された近代女性史をめぐる第一級の研究。
1947年生まれ。上智大学法学部卒、一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。博士(経済学、同志社大学)。現在、同志社大学経済学部教授。専攻はドイツ近現代社会経済史。 主な著書に、『ベルリン 王都の近代』(ミネルヴァ書房、1988年)、『性に病む社会』(山川出版社、1995年)、『社会国家の生成』(岩波書店、 2004年)、『ワークショップ社会経済史―現代人のための歴史ナビゲーション』(共著、ナカニシヤ出版、2010年)、他。 「2022年 『アンゲラ・メルケルの東ドイツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」