『銀河鉄道の夜』『キッチン』ほか幅広いジャンルの文芸作品の原作と、翻訳テクストとの比較対照分析から日本語表現の本質に迫る。
山梨県出身。AFS(アメリカン・フィールド・サービス)で米国に留学。甲府第一高等学校およびアイオワ州コーニング・ハイスクール卒業。東京外国語大学卒業後、再度渡米。1978年イリノイ大学シカゴ校より言語学修士号を、1980年ノースウェスタン大学より言語学博士号を取得。その後、ハワイ大学、コネティカット・カレッジ、ハーバード大学、プリンストン大学で教鞭をとる。ニュージャージー州立ラトガース大学日本語学・言語学教授。日本語プログラム主任。 主な著書に『談話分析の可能性:理論・方法・日本語の表 現性』(くろしお出版、1997)、『情意の言語学:「場交渉論」と日本語表現のパトス』(くろしお出版、2000)、 『談話言語学:日本語のディスコースを創造する構成・レトリック・ ストラテジーの研究』(くろしお出版、2004)『マルチジャンル談話論:間ジャンル性と意味の創造』(くろしお出版、2008)など。 「2019年 『日本語本質論』 で使われていた紹介文から引用しています。」