よくわかる文章表現の技術 3 文法編

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  • 明治書院
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  • / ISBN・EAN: 9784625703065

感想・レビュー・書評

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  • 【著者のサイト】
    http://ishigurokei.com

    【版元:シリーズ紹介】
    http://www.meijishoin.co.jp/smp/news/n3947.html

    【書誌情報】
    著者:石黒圭
    価格:1,900円+税
    出版年月日:2005/10/20
    ISBN:9784625703065
    版型:A5 258ページ
    在庫:品切れ・重版未定
    http://www.meijishoin.co.jp/smp/book/b97983.html

    【目次】
    はじめに [i-iii]
    目次 [iv-vii]

    第1講 日本語は最後まで読まなくてもわかる 001
    1.1 日本語は最後まで読まないとわからないか 003
    1.2 文末を予告することの意味 004
    1.3 陳述副詞と述語の呼応 006
    1.4 後続文脈の評価を決める表現 012
    1.5 従属節による主文の制限 013
    1.6 文末の予測と実際の表現のズレによる表現効果 018
    1.7 文末の予告のまとめ 020

    第2講 なぜ受身を使うか 024
    2.1 日本語の受身の特徴 025
    2.2 主語が交替することによる表現効果 027
    2.3 必須項の数が変わることによる表現効果 030
    2.4 迷惑の意味が生じることによる表現効果 033
    2.5 ジャンルによって異なる受身使用の論理 035
    2.6 受身表現のまとめ 038

    第3講 現在形と過去形の使い分け 042
    3.1 時間表現の規則は不要か 043
    3.2 現在形は現在を表す 044
    3.3 過去形は過去を表すか 046
    3.4 描写における時間表現の使い分け 048
    3.5 説明における時間表現の使い分け 050
    3.6 時間表現の使い分けと文章の統括 052
    3.7 描写文に見る時間表現の使い分けの実際 053
    3.8 現在形と過去形のまとめ 059

    第4講 否定表現の功罪 063
    4.1 否定表現の特徴 064
    4.2 否定表現の婉曲性 068
    4.3 否定表現の程度軽減性 070
    4.4 否定表現の断定回避性 071
    4.5 否定表現の必然性 071
    4.6 否定表現の印象強化性 072
    4.7 否定表現の文脈誘導性 073
    4.8 否定表現を回避する方法 074
    4.9 否定表現のまとめ 076

    第5講 丁寧形と普通形の混用の可否 081
    5.1 丁寧形と普通形の交ぜ書きはおかしいか 083
    5.2 聞き手・読み手への意識と丁寧形・普通形の使い分け 084
    5.3 事態の認識と丁寧形・普通形の使い分け 087
    5.4 文の文脈依存性と丁寧形・普通形の使い分け 089
    5.5 ベースとなる文体 090
    5.6 丁寧形と普通形の混用の実際 093
    5.7 丁寧形と普通形のまとめ 100

    第6講 待遇表現の活用 106
    6.1 敬語使用のジレンマ 207
    6.2 敬語使用の基本 108
    6.3 間違いやすい敬語 111
    6.4 待遇表現という考え方 113
    6.5 目上の相手への待遇表現 114
    6.6 2者にたいする待遇表現 118
    6.7 親しい相手への待遇表現 120
    6.8 待遇表現のまとめ 123

    第7講 指示語の適切な使用法 126
    7.1 指示語とは何か 128
    7.2 現場指示における「こ」「そ」「あ」の使い分 129
    7.3 文脈指示における「こ」「そ」「あ」の使い分け 130
    7.4 反復語句の使い分け 133
    7.5 指示語の使い分けの実際 135
    7.6 指示語のまとめ 143

    第8講 誤解を招きやすい表現 148
    8.1 あいまいな表現の功罪 149
    8.2 あいまいな表現はなぜ生まれるか 151
    8.3 2項関係によるあいまい表現 156
    8.4 連体修飾によるあいまい表現 158
    8.5 連用修飾によるあいまい表現 160
    8.6 否定によるあいまい表現 161
    8.7 疑問によるあいまい表現 162
    8.8 相対的空間を表す語によるあいまい表現 163
    8.9 換喩によるあいまい表現 164
    8.10 誤解を招きやすい表現のまとめ 165

    第9講 引用の多重性 169
    9.1 引用とは何か 171
    9.2 引用の目的 175
    9.3 論説文の引用 178
    9.4 物語文の引用 181
    9.5 名言の引用とテキスト相互関連性 184
    9.6 引用の多重性のまとめ 188

    第10講 カタカナ語は日本語をだめにするか 194
    10.1 カタカナ語の氾濫 195
    10.2 カタカナ語制限の動き 197
    10.3 日本語に定着するカタカナ語 200
    10.4 翻訳語との関係に見るカタカナ語の分類 203
    10.5 翻訳語への言い換えの実際 208
    10.6 カタカナ語のまとめ 213

    第11講 漢語は日本語をやさしくするか 216
    11.1 漢字ブームの到来 217
    11.2 漢字力の低下 219
    11.3 漢語はことばをやさしくするか 221
    11.4 漢語選択の基準 223
    11.5 漢語と和語の書き分けの実際 225
    11.6 漢語の選択のまとめ 231

    第12講 ルビと複線的テキスト 234
    12.1 ルビの必要性 236
    12.2 ルビの創造性 238
    12.3 漢字の読み方を示すルビ 240
    12.4 漢字の意味をわかりやすくするルビ 241
    12.5 漢字の意味を制限するルビ 242
    12.6 漢字からの連想を示すルビ 245
    12.7 ルビの意味を制限する漢字 247
    12.8 ルビから連想する漢字 250
    12.9 ルビのまとめ 251

    おわりに(2005年3月 SDG 石黒圭) [255-256]

  • Ⅰのほうが面白かったかな。
    でも、これもすごいです。すごい。
    すごいっていってるだけじゃ、なんにも伝わんないんですけど、
    でも、すごいです。

    で、この方、
    母校に勤務している方なので、どういう人だろう??と調べました。

    が、私の最も知りたかった、
    「圭、さんって、オトコ?オンナ?」
    ってことは、どこにも書かれておらず。

    ご存知の方は教えてくださいませ。ぜひ。

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著者プロフィール

横浜市出身。1993年一橋大学社会学部卒業。1999年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。国立国語研究所教授。一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。著書に、『「接続詞」の技術』(実務教育出版)、『段落論』(光文社新書)、『よくわかる文章表現の技術』Ⅰ~Ⅴ(明治書院)など多数。明治書院教科書編集委員。

「2021年 『よくわかる文章表現の技術 Ⅳ 発想編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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