東欧世界の成立 (世界史リブレット 22)

著者 :
  • 山川出版社
2.86
  • (0)
  • (1)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 56
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634342200

作品紹介・あらすじ

ソ連および「東欧社会主義」諸国家の崩壊、それに続く混乱と民族紛争は、東欧に世界の目を向けさせることになった。東欧はスラヴ人を中心とする地域ではあるが、ルーマニア人、ハンガリー人、ドイツ人などさまざまな民族が居住し、宗教的にも複雑であり、しかも、民族が国家によって分断された地域でもある。このような様相を呈することになった東欧の歴史を振り返り、現在の東欧の諸問題を考える手がかりを探っていきたい。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • HS8a

  • テーマ史

  • 難しい…。もっと知識があれば理解できたかもしれないけれど、まだまだでした。自分の勉強不足ゆえの★★です。
    p25の最古のロシア農民像がとてもツボでした。
    あの脱力した感じ、日本の漫画のような顔の描き方など色んな意味で面白かったです!すごくハマりました!
    あとは注のヨハンの部分がわかりにくかったです。母と妻の親が一緒って???!姉妹ってこと?私の読み違いかもしれないですがすごく気になりました。
    全体的に色んな人物や場所が出てきて複雑です。
    Googlemapを見ながら読みました。
    勉強してもう一度読みたいな。

  • ややこしい。

  • 山川出版社から出てる世界史リブレットの1冊です。他のリブレットが通史にとらわれず何かしらのテーマを決め、それに沿った文章を展開しているのに対して、この本は古代から中世にかけての東欧史概説です。複雑に入り組んだ東ヨーロッパの歴史の端緒をまとめてありますが、どうしてもただまとめているだけという感が拭えず、焦点が絞れていないため整理されていないように思えます。東欧はスラヴ人を中心としながらも様々な民族、宗教が入り乱れており、その多様さは群を抜いています。そもそも筆者もいっておりますが“東欧”という括りさえ想定するのには無理があるのではないでしょうか。東欧に関する最新の研究成果を知っているわけではありませんが、新たな視点からこの地域をまとめることは出来ないのでしょうか。

全6件中 1 - 6件を表示

細川滋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×