ハプスブルク帝国 (世界史リブレット 30)

著者 :
  • 山川出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634343009

作品紹介・あらすじ

多様な民族と文化をうちに孕んだハプスブルク帝国。起源を十世紀に遡るヨーロッパの大帝国は、近代国家へと脱皮する過程で、国家と民族のはざまに苦悩し、アウスグライヒ体制という民族協調のかたちを生みだした。その姿は、民族対立に揺れる現在の世界に、大きな示唆を与えてくれるであろう。帝国の終焉にいたる近代ハプスブルクの歴史を明晰に描く。

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  • ハプスブルク家の支配下にあった東欧国家をメインに19~20世紀初頭のヨーロッパ史を概観できる。

    故郷は群馬(図書館職員)

    所蔵情報:
    品川図書館 209/Se22/30

  • 民族自決とハプスブルク家支配。

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著者プロフィール

1952年生まれ。東京大学大学院社会学研究科修了。現在、神戸大学大学院人文学研究科教授。専攻は、ハプスブルク史、オーストリア近現代史、民族政策。著作に『ハプスブルクの実験---多文化共存を目指して』(中公新書、1995/増補改訂版、春風社、2007)、『ハプスブルク帝国』(山川出版社、1996)、『青野原俘虜収容所の世界----第一次世界大戦とオーストリア捕虜兵』(山川出版社、2007)、『大学で学ぶ西洋史〔近現代〕』(共著、ミネルヴァ書房、2011)、『Global Austria. Austria's Place in Europe and the World』(共著、Univ of New Orleans Press、2011)、(『捕虜』として姫路・青野原を生きる---1914-1919 箱庭の国際社会』(共著、神戸新聞総合出版センター、2011)、など。

「2013年 『捕虜が働くとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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