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- Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634414303
感想・レビュー・書評
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KS5b
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世界各国史シリーズの中では少し毛色の違う巻だと思う。他の巻では当該国家の現在の領域においての先史時代も扱っているが、この巻にはそれがない。「ドイツ」というものが形づくられていくところから説き起こすためだろうとは思うが、残念ではある。「ドイツ」はその歴史の歩みも歴史の解釈においても「変身」を繰り返してきたという。中世、近世、近代、現代とその特質と変身をまとまりよく描いた一冊。
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とりあえずウェストファリア条約あたりからちょこちょこ拾い読みしてる。概説のわりに図版があまり多くないかも。
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わりと読みやすいけど、ところどころ文がひどい。
平島健司の9,10章だけなぜかいきなり経済史。かつ西側男思想を無邪気にとりいれた筆致が鼻につく。
時代も場所も違う「歴史」を読もうという研究者が、なんで自分の知ってる価値観だけですべてをはかっちゃうかな。
付録が充実していて親切。特に参考文献は一口メモの説明があって嬉しい。
しかしむずかしい…この本自体は比較的わかりやすいけどドイツ史むずかしい…
ライヒがつかめない。
で、オーストリアと不可分。
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