- Amazon.co.jp ・本 (502ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634414907
作品紹介・あらすじ
本書は、このドナウ川に面した、あるいはそれに密接に関連した地域の歴史を「ドナウ・ヨーロッパ史」として記述するものである。この地域の歴史は、オーストリア史、ハプスブルク帝国史、チェコ史、スロヴァキア史、ハンガリー史などで積み上げられてきている。それらの成果をいかして通史としてまとめている。
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/43631詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
MS7a
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ほぼオーストリア・ハンガリー二重帝国の領域に相当する地域の通史。各章とも全体の概観を述べた後に、詳細に分け入っていくので理解しやすい。諸国の成立、諸王朝による同君連合の形成、ハプスブルク家の拡大とオスマン朝の進出、ハプスブルク君主国の確立と崩壊、中小の別々の国としての歩み、さらに東西両陣営の境目の地域となった歴史、冷戦終結とあらたな模索……激動と呼ぶに相応しいその歴史はやはり興味深い。この地域を取り巻く諸国を扱った同シリーズの別の巻を併せて読むとより理解が深まる。
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ドナウ川沿いの各国の歴史。
オーストリアはちょっと毛色が違う。くらいに思っていたらやっぱりそれぞれに違うんだな当たり前だけど。
だんだん繋がってきた。