聖デメトリオスは我らとともにあり: 中世バルカンにおける「聖性」をめぐる戦い

著者 :
  • 山川出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634672482

作品紹介・あらすじ

幾多の夷狄を撃退したテサロニケの守護聖人デメトリオスは、12世紀末、ブルガリア再独立のシンボルとなって以来、バルカン半島に覇を競う諸勢力の争奪の的となった。各国の政治的思惑と宗教的情念が交錯する激動の中世バルカン史を追う。

感想・レビュー・書評

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  • テサロニケの守護聖人聖デメトリオスをめぐる12世紀以後のバルカン半島における派遣抗争の歴史と、聖人への崇敬、聖画像の普及を絡めて描く。感想はこちらにて。
    https://historia-bookreport.hatenablog.jp/entry/2020/04/26/104211

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著者プロフィール

1961年生まれ。専攻、ビザンツ帝国史。現在、金沢大学教授。主な著書に『ビザンツ 幻影の世界帝国』、 『ビザンツの国家と社会』、『夢想のなかのビザンティウム――中世西欧の「他者」認識』などがある。

「2011年 『図説 ビザンツ帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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