ミニヤコンカ奇跡の生還 (山溪ノンフィクション・ブックス)

著者 : 松田宏也

• 山と溪谷社 (1983年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[もりさんの感想 · 2011年8月17日]

2011/8/16購入

[tobotoboさんの感想 · 2010年11月11日]

中国・四川省の大雪山脈にそびえるミニヤコンカ（７５５６ｍ）に頂上アタック中天候が崩れ翌日から行方不明。
下のキャンプにいた隊員たちは消息をたって１週間もたたないうちに「生存は絶望」と一斉に下山。
その後奇跡の生還を果たすまでの山岳ノンフィクション！

[kaigunchuiさんの感想 · 2010年6月27日]

市川山岳会のミニヤコンカ遠征隊での奇跡の生還を描いた手記。

通信手段を失い仲間達からは「凍死した」と判断され、見捨てられてしまう。
菅原と松田は自力下山を試みる。

だんだんと体力も消耗するなか、松田は無事に生還を果たした。

過酷な状況は『死のクレバス-アンデス氷壁の遭難』を彷彿させる。

この遭難は登山隊の体制に、問題があったように感じます。