処女峰アンナプルナ―最初の8000m峰登頂 (yama‐kei classics) (yama-kei classics)

  • 山と溪谷社
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635047012

作品紹介・あらすじ

初登頂から50年。今、よみがえるヒマラヤの壮絶なドラマ。1950年6月5日、エルゾーグを隊長とするフランス隊は、幾度も偵察を重ねたうえで8000m峰の頂上に人類初の足跡を印した。歓喜の登頂!しかしその代償として下山中に嵐につかまり、生死の境をさまようことになる。初登頂を支えた隊員たちの友情と生還に向けての凄惨な脱出行を描いた不朽の名著。

感想・レビュー・書評

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  • 今なお登山に関しての技術がそこそこ発展しても
    なお8000m級の山というのは過酷そのものです。
    現実に現代ですら死亡者の話を聞くものです。

    それが1950年代にようやく8000m級の山の
    踏破がなし得られたわけです。
    これはそれを成し遂げた勇者たちの物語。

    行ける!!と思ったものの
    問題は登頂を終えた後でした。
    その後の記述はややグロなので要注意。
    だけれどもいかに山の天気は豹変しやすく
    人は無力であるということかを
    思い知らされることでしょう。

  • マスターピース。

  • 1950年に史上初の8000m峰登頂をなしたフランス隊の冒険本。世界的に有名な著書。

    あまり手に取らないジャンルの本ですが、読みたいと思い取り寄せました。登山用語が分からないので調べながらの読書でした。マロリーの「そこに山があるから」という言葉に含まれる、自身の中にも潜在している熱い想いを沸き立たされる本。

    どうして山に登るのだろうか。登らなければならないのだろうか。この問いと「人生とは?」という問いは同じではないのだろうか。

  • すべてが瑞々しい。ここにはもはや戻れないとはいえ。

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