本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635048750
感想・レビュー・書評
-
岩手県一関市に暮らす筆者。渓流釣りについての情緒あるエッセイ。ヤマケイ文庫はハイレベルな作品が多い。
岩手県在住、遠野など渓流釣りを楽しむ筆者のエッセイ。釣りをしない自分でも楽しめる内容。川のせせらぎと蝉の声、木漏れ日が脳裏に浮かんでくる、どこか品のある文章。
2001年刊行の単行本を2019年文庫化したもの。ヤマケイ文庫はアウトドアの名作を再版しておりハイレベル、最近ハマっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実体験であるはずのエッセイに、"出来過ぎ感"のある締めが毎掌編に渡って添えられている様に、途中ちょっとだけ食傷気味になったことを告白するが、そんな理不尽な瑕疵などもちろん問題にならない名文揃いであり、「底なし淵」を好む読者であれば、例外なく大きな満足が得られるだろう。
作中に描かれているような昭和の川の風景は、今となってはもはや東北の山深き源流近くでも見られないのではないか…と思いを馳せると、やっぱりほのかに寂しくなる。 -
第二部とあとがきだけ読んだ
災害で影響が出るのは人だけじゃないんだなと改めて
全3件中 1 - 3件を表示