- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635140195
作品紹介・あらすじ
重傷を負い、あるいは道を失って山中にただひとりあまりに重い"自由の代償"死亡率2倍の単独行遭難の実態。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
滑落での怪我の描写でひぃーっとなった
2週間も怪我して、食べずに遭難
よく生きていたなぁ
道に迷ったり、滑落した後の行動や考え方が、皆
しっかりしている
こんな風に準備していても、遭難する可能性がある
気を引き締めよう
単独行が魅力的でやめられないのは、同意です
登山届は絶対に出そうと思いました
誰にも発見されないのは怖いです -
リアル。咄嗟の判断が運命を分ける。
私の鈍い日常でも、そういったことが少しずつ私の運命を動かしているのだろう。 -
一人ひとりのケース別に遭難体験が描かれている。
山を舐めてはいけないと強く再認識させられる。
不謹慎だが、文章が上手いので迫真のエンターテイメントとしても読める。
140329_追記
1週間前位に読了。
面白かったけど、地名は読み方がわからないし、地図の読み方少し解説して、なおかつ出てくる地名とリンクしてくれたら、なお良かった。 -
シリーズものを続けて読んでいるので、どうしても感想が似てきてしまうが、こちらも最後まで楽しく読んだ。日常で体験することのない、生への執着を感じられるドキュメントだからこそ、惹かれるのかもしれない。ちなみに登山は一度もしたことはない。
-
自分と比べれば遥かに立派な装備と計画で準備されていたのに突然に壮絶な死の淵を彷徨うこととなり、そこから強靭な生命力で生還する様が迫真的に描写されている。
無計画な自分が今ここに命脈を保っていられるのは単なる偶然の幸運なのだと戒められる。 -
それはそれで、その人の単独行のスタイルなのだから、とやかく言うべきことではない。
-
気象遭難、滑落遭難を読み、こちらも読むことに。
今回は単独行なので、遭難の原因は色々あり、また一人で対処しないといけないし、どうなるんだろうと読み進めた。
二週間近く遭難していた話は読み応えがあった。 -
山を知らないわたしだが、あたかも自分が体験しているかのように一気に一晩で読めた。ヤマケイ文庫で加藤文太郎の『単独行』を読んでいたのでソロ登山の遭難について興味があった。
-
読物として一定以上の面白さはあるが、やはり著者の「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか?」と比べると内容が浅くて物足りない。