脳科学者が教える! 子どもを賢く育てるヒント「アウトドア育脳」のすすめ

著者 :
  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 178
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635160230

作品紹介・あらすじ

子どもを連れて「おウチ」から「おソト」へ。脳研究の最前線で活躍する脳科学者が教える子どもの「脳力」をぐんと伸ばす方法。

感想・レビュー・書評

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  • キャンプ好きのひとに借りて。子供を賢くするには→知的好奇心を育てる→そのための材料が豊富なのがアウとドアすなわち自然→図鑑との双方向でこどものアハ!体験を促す、というような内容でした。キャンプはハードル高いからまずは自然公園から!でもキャンプ行きたくなる。

  • 面白かったけど、根拠が薄すぎて「これで本書いて良いの…?」となった。子持ちの親としてはライトに楽しめて良かった。

    脳の性質
    ・可塑性 外界からの刺激などによって常に機能的構造的に変化する性質
    ・汎化 何か一つの分野に集中して取り組むと脳内でそれに関連する神経細胞のネットワークが活性化強化され他のいろいろなもののネットワークも最適化される(=全体的に底上げされる)→苦手を克服、よりも、好きなことを伸ばす方が良い根拠

  • 新鮮な情報がなくちょっと期待はずれだった

  • シンプルに書かれていて分かりやすかった。
    成長段階ごとの触れ合い方が分かり勉強になりました。
    ほぼ毎週動物園に行っているので、今度は図鑑を持参して行ってみます。

  • 家庭の育児に対するスタンスと近く、今後年齢に応じてアウトドアでの遊びをどう広げていくか、アイデアの一例として大いに参考になった。

  • 結局総じて、アウトドアが大切ってこと。まぁそりゃそうだよねって感じです。それは重々認識しているので、それ以外の真新しい発見はあまりなかったかもです。

    賢いとは、ものごとを広範的、多角的、立体的に捉え、どうすることが最善なのか自分でわかること。

    五感の刺激が、子供の脳に発達を促す刺激という点で大きな役割を果たす。自然には五感をすべて体験する要素が詰まっている。

    賢さは好奇心のレベルが高いことに関係している。

    好奇心とは、いろいろなことに興味を持って知りたいという気持ちと

    子供の好奇心を大きく伸ばすためには、バーチャルとリアルの体験を結びつけることが重要

    子供の脳の発達で重要なのは、運動、好奇心、コミュニケーションの3つがあり、アウトドアにいずれも伸ばす要素がある。
    アウトドアは子供の自己肯定感やレジリエンス、思いやりの心も育ててくれる。

    アウトドア体験は、脳の前頭前夜を活性化させ、状況判断、問題把握、課題遂行などの能力を鍛えてくれる。

    図鑑は、バーチャルとリアルを結びつける格好のツール

    親が真剣に楽しんでいる姿を子供に見せることが大事

    脳には、何か一つの能力が伸びると、脳全体の能力が上がり、それに直接関係しない部分も伸びていくという、汎化という特徴がある
    好きなことや得意なことを伸ばすことは子供の能力を引き上げるには効果的。

    のうは、後ろから前へと向かって発達していく。

    0歳→親とのアタッチメントを通じて人との信頼感が育っていく
    1歳→読み聞かせは、その後の脳の発達に効果的
    2歳→知的好奇心が高まり、脳の成長が活発化していく。アウトドアに連れ出す好機。
    3〜11歳→運動能力が最も伸びる。ゴールデンタイムと言われ、楽器を学ばせるのもいい。
    8〜10歳→言語能力が成長する時期であり、英語などの外国語の習得にいい。

    子供を常によく観察して、子供の興味、関心や好きなことは何かを見つける。
    賢さの究極の本質は、知的好奇心を自分の医師で持ち続けることができること

  • アウトドアで好奇心を育てる方法について。すぐに読めた。自分も小さい頃は海やスキーなど色々行ったなぁと思った。私は虫が苦手だけどキャンプはやってみたいなぁ。

  • 『「賢い子」に育てる究極のコツ』とかぶる内容も。アウトドア、つまり(広義の)自然とのふれあいは、予想の枠内に収まらないという意味で、成長期には重要。歳を重ねると、自然とインプット情報をなるべく省略して処理しようとして、外の世界でも「当たり前」と思うことが増える。「それな」みたいな。些細なことにも気づく、感動するという目線や感情の動きは子どもを見習うべきだと思う。バーチャルとリアルをつなげると良いという話は、まさに今うちでもあって、カブトムシの飼い方を図鑑で見て、実施するということをしている。

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著者プロフィール

東北大学加齢医学研究所教授。医師。医学博士。1970年生まれ。東北大学大学院医学系研究科博士課程修了。東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野教授。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターセンター長。一児の父。
脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達や加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍。読影や解析をした脳MRIは、これまでに16万人に上る。脳を健康に、若々しく保つ生活習慣はマスコミでも大反響で、そのノウハウをまとめた著書『生涯健康脳』(ソレイユ出版)とそれを子育てに応用した『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)は各10万部を突破するベストセラーとなる。
その他の著書に『こんなカンタンなことで子どもの可能性はグングン伸びる! 』(ソレイユ出版)、『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』(文響社)、『回想脳』(青春出版社)、共著書に『脳医学の先生、頭がよくなる科学的な方法を教えて下さい』(日経BP社)など多数。

「2023年 『70代でも老けない人がしている 脳にいい習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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