仏像の本

  • 山と溪谷社
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本棚登録 : 222
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635390101

作品紹介・あらすじ

仏像ナビゲーターとして活躍中の「仏像ガール」がご案内。感じて楽しむ仏像の世界。

感想・レビュー・書評

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  • 仏像ガールこと廣瀬郁実さんの仏像入門書。
    廣瀬さんの「仏様大好き!」という気持ちがたっぷりつまっています。

    仏像の顔や服装、手の形、持ち物や乗っているもの。
    「ここを見ると仏様のことがもっとわかるかも!」というポイントや、それが何を意味しているのかということも紹介しています。
    写真とイラストが満載、初心者でも理解しやすいような言葉を使って書かれているのでとてもわかりやすいです。

    仏像を見るときの予備知識が増えて、もっともっと仏像を見てみたくなりました。
    まずは仏像を感じること。
    そこからもっと知りたい、もっとわかるようになりたいという気持ちが生まれるのだなぁと思います。
    その気持ちをサポートしてくれる、頼れる1冊です。

  • こちらも仏像ビギナーにはとてもわかりやすい本。

    普段なかなか見ることができない、仏像のパーツのドアップの写真が興味深い。足のうらや手のひらにも文様があるなんて、普通に見てたら気付けないし。

    ビックリしたトリビアは、奈良の大仏様の鼻の穴中にはさらに左右3つずつの穴があって、仏様のゴハンである、お香の匂いを充分に吸い込めるようになってるんだとか。

    見てみたいような見たくないような…

  • 仏像ガールさんの本

    写真やイラストが大きくど~んと提示されて

    仏像のかたち 顔=目・鼻・口・耳・首 や 手 足
    その他のパーツ =髪型・服装・手の形・持ちもの・乗りもの
    仏さまの仲間 =如来・菩薩・明王・天

    ひとつひとつが 見開きでバーンと 説明されている

    う~ん、なにかに似てる気がするなぁ・・
    ドーン、バーンとビジュアル重視で 
    ページごとに一話完結で 
    見やすくて 手軽にちょこちょこ開ける感じ・・・

    あぁ、そうだ、図鑑!
    大図鑑じゃなくて 小学校高学年向けのコンパクト図鑑
    昆虫採集のときに持参すると役立つ アレ
    写真も超拡大サイズ(たとえば鼻だけ、とか)で
    とってもきれい
    まさに、図鑑! 

  • イラスト、写真入りでとても分かりやすいです。
    仏像の名前はもちろん、仏像のあの持っているものは何? 手のポーズの意味は?
    などもやさしく解説されています。
    私のような何も知らない初心者にもとっつきやすく、入りやすいしよかったです^^

  • 2008年11月15日初版第一刷発行
    仏の4つの世界と役割
    1.如来(お釈迦さま、阿弥陀さま)
      悟りを開いた人
      真理の体験者として人々を導く
      ・悟りをひらいたので質素なみなり
      ・装飾品もなし(耳飾をしていた大きな穴)
      ・螺髪 右回り
    2.菩薩(お地蔵さま、観音さま)
      悟りは開いていない
      悟りの世界と人間世界の架け橋
       ・髪はきれいにゆっていたりする
       ・悟ってないのでゴージャスな衣服
       ・装飾品ジャラジャラ
    3.明王
      如来の化身。如来の怒った時の容姿
    4.天(四天王、大黒天、吉祥天、〇〇天)
      仏さまの世界を守る

      

  • 仏像の基礎知識がイラスト付きで分かりやすく書かれている。

    如来は、悟りを開いたもの。
    菩薩は、仏の世界と人間の世界を繋ぐもの。
    明王は、悪いものを追い払うもの。
    天は、仏たちを守るもの。

    手の形にもそれぞれ意味があり、
    優しさ、迎えにいく、守るなどがある。

    座っていたり、立っていたりするところにもそれぞれ違いがあり面白かった。

    基礎的な知識を得るだけで、次にどんどん知りたいと思える良いきっかけになった。

  • ゆる~く仏像についての知識がほしいなぁと思って。
    自分の知識に落としこめるかどうかはこれからですが、面白かったです。

  • さまざまな仏像のお姿の、持ち物、
    お名前の意味。

    意外に知らないあれこれが、
    とてもわかりやすく
    イラストや写真、文章で
    紹介されていて、
    折にふれて又見てみたいと思った

  • 特別詳しくはないけれど、仏像を見て、その場の空気を感じるのが好き!というまさしく私のような人間にぴったりの本でした。

    感じることの大切さをベースに置きながら、無理なく少しの知識を足すともっと面白くなりますよ〜という廣瀬さんの思いに、すごく共感しました。

  • 分かりやすく、入りには最適。

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