- Amazon.co.jp ・本 (547ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641046405
作品紹介・あらすじ
様々な対立や摩擦のたえない国際社会における国際法の役割とその実像を丁寧に解説。「実定国際法をひととおり明らかにする」という初版以来のスタンスを保ちつつ、新制度・新判例・新条約・新理論等を積極的に取り入れた、信頼あるテキストの最新版。
感想・レビュー・書評
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国連憲章は加盟国に紛争の平和的解決を義務付け、それとともに国際関係における武力による威嚇または武力の行使を禁止した。まず、憲章では伝統的な戦争という言葉を用いることを避け、不戦条約の欠点を克服した。
軍縮とは本来軍備の削減を言い、究極的にはその完全撤廃を目標としているこれに対し軍備管理とは軍事力の均衡を維持しつつ、直接的な軍事対決を回避することを目標としている。
国際の平和と安全を維持するためには、紛争の平和的解決手段を整備し、戦争を禁止し、武力行使を違法化するだけではなく、武力行使を防止、抑圧する安全保障の制度も必要となる。伝統的には勢力均衡の方式を通じて安全保障は図られてきた。仮想敵国の存在を前提として第三国との同盟や自国の軍事増強などにより相互の力の均衡を維持することを通じて安全をはかる方式である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とにかくバランスがいいという一言に尽きる。
各章がコンパクトかつ平易な文体で書かれており、国際法の大枠を把握しようと思う人にとってはうってつけ。
個人的には環境法と人権にそれぞれ一章設けられていることが嬉しかった。環境法と人権はなんだかごちゃごちゃしてて今までまともに教科書すら読んだこと無かったけど、この本のおかげで簡単な見取り図くらいは頭のなかに思い描けるようになった。 -
2009年11月28日 AM2時
一周目の読了
マーカーを引きながら。
暗記できていない。
だらだら長々とやってしまった。
2週目は問題を解きながら、参照しながらやりたい。