環境経済学 (有斐閣ブックス 367)

著者 :
  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641085046

作品紹介・あらすじ

オゾン層の破壊、地球の温暖化、酸性雨、熱帯林の減少など、地球環境の破壊を前に果たして人類は生き残れるのか?いま緊急の課題に迫る本書は環境問題への経済学的アプローチの必要性を説き、その基本的枠組みを提示する環境問題に関心を持つ市民、学生の格好の入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 概念的すぎる。
    政策に用いたり、現在の環境経済学を概観するのには不十分。
    植田先生の本など他の本を読んだ方がよい

  • 1991年時点にすでに環境経済学の本が出ていたのだ。
    当時の日本はバブル真っ盛りだから、環境やらエコというのが少しずつ見直されていたのだろう。

    社会的損失とは人間自身あるいは人間を取り巻く様々の環境の使用価値レベルでの破壊ということであり、価値カテゴリーに属する費用の問題とは独自な経済学的問題である。
    環境政策とは環境の状態に影響を及ぼす人間活動や自然の働きを何等かの政策手段を用いて制御し、ある社会にとって最も望ましい環境の水準を達成するための総合的な公共政策。

  • 環境経済学の基礎的テキスト。勉強したい人は是非読んでみてください。比較的わかりやすい。

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著者プロフィール

京都大学名誉教授。日本における環境経済学の草分け的存在。専門は環境経済学、財政学。政策分野でも、震災復興構想会議検討部会委員、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員などを歴任。
著書に『緑のエネルギー原論』(岩波書店、2013年)、『環境経済学への招待』(丸善、1998年)、『環境経済学』(岩波書店、1996年)、『廃棄物とリサイクルの経済学――大量廃棄社会は変えられるか』(有斐閣、1992年)、訳書に『国連大学 包括的「富」報告書』(明石書店、2014年、山口臨太郎との共訳)等。

「2018年 『グローバル環境ガバナンス事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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