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- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641123670
作品紹介・あらすじ
学校教育の再生には「教育課程」を改革する展望が必要です。複雑で重層的な性格をもつ「教育課程」を読み解き、編み直すために歴史・思想・政策・実践という多角的な視点から、丹念に書き込んだ本格的テキスト。
感想・レビュー・書評
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教育課程は、教育において、目標を達成する手段の設計図のようなものだろう。重要な割に考えたことがなかったのでちょっと読んでみた。
教育課程をどうすべきか論じるのもいいが、そもそも、万人に適したカリキュラムなんてできるのだろうかというソボクな疑問。まだまだ学ぶ側が客体な感じ。学ぶほうを中心においた教育論が望まれる。
ただし、これを学べ、というものがないというのは大人の側の怠慢ではないかという批判も考えられる。それも一理あるが、正直、将来何が必要になるかは、具体的なスキルの次元では、誰でも良く分からない。下手に「これだ」と言って全員に同じようなことを教えてダメになるより、多様性を持たせておいた方が進化論的考えかたすると変化に富む世の中で生存確率が上がるのではなかろうか。
>>Memo
どう計画するか
どう評価するか
絶対評価
相対評価
教育課程編成の構成要件
基本要件
教育目的・目標
構造
履修原理
教育条件
時間配分
子ども集団の編成
教職員の配置
施設・設備
学校間の接続
前提条件
入学する子供
保護者や地域社会
学校の特色
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