コモディティ化市場のマーケティング論理

著者 :
  • 有斐閣
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641163010

感想・レビュー・書評

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  • WBSの恩蔵教授の著。

    どの企業もが悩んでいるコモディティ化に対しては、
    従前のマーケティング戦略では通用しない。

    新しいマーケティング戦略が必要となっているという考えの下、
    種々の切り口から、著者なりの提言がなされている。
    市場参入対応、製品ブランド対応、組織課題対応という3部構成。


    あまりに壮大なテーマであり、
    どの企業も有効な手立てが打てていないコモディティ化。

    一教授に簡単に解決できるような簡単な課題ではない。
    そのため、提言の全てが腹落ちするものではない。

    ただ、方向性として試す価値のあるもの、
    考える価値のあるものが多く、色々な示唆が得られた。
    フレームワークに落としている点も汎用性が高い。

    章末に必ずまとめのある書き方もユーザビリティが高く、
    大変理解しやすい構成なのも好印象。


    メーカーのみならず、サービス業に勤める方にもお勧めできる。

著者プロフィール

早稲田大学教授

「2007年 『コモディティ化市場のマーケティング論理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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