国際紛争: 理論と歴史

  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641173002

感想・レビュー・書評

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  • まさに国際紛争(政治)も知の営みなのだなと感心した。歴史にifをつかってあらゆる可能性を考え、複眼的な視点をもって現実を読み解くという作業には経済学と同様な共感を感じた。ただ実験などで反証できない点に関しては経済学と同様に社会科学的な限界を感じ、また実証的な分析が行いづらいというところに経済学との違いを感じた。

    個々の知識に関しては、実際の問題意識を持ったときに生かされるのだろうし、まだ自分はその域には達していないのであろう。

    とりあえず国際政治の手法なりセンスに触れることができて有意義だった。

  • 試験対策用として購入。
    第一次・第二次世界大戦の起源、冷戦の起源・終焉の分析の章は秀逸。
    とってもお世話になりました。

  • 国際政治学の入門書。

  • 2008.2

  • 国際関係論の常套テクスト

  • 平易なことばで書かれた、国際政治の教科書といわれる本書。ただ、僕にはちょっと食傷気味なくらい、内容は深く示唆に富んでおります。知的好奇心をかきたてられ、非常に勉強になります。ちょくちょく読み返さなければならないでしょう。ああ、大学でこんな教科書の下で政治学やりたかったな、と、いまさらながら痛感します。

  • 大学での国際関係入門書として書かれた本。

    入門書というだけあって、非常に明快に、簡単に、わかりやすく書かれていて理解しやすい。
    しかし入門書とはいっても、なかなか侮れないレベル。私は軽く二度読みましたが、何度読んでも新しい発見があり、また理解が深まるような気がする。

    手元において何度も読み返すと勉強の援けになると思う。

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