ラテンアメリカ危機の構図: 累積債務と民主化のゆくえ (有斐閣選書 124)
- 有斐閣 (1986年4月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641180000
作品紹介・あらすじ
今日、ラテンアメリカの経済は、大恐慌以来といわれる最悪の状態にある。この3年間の成長率はゼロ、主要国は平均3桁のインフレに呻吟し、失業者も急増している。他方、独立後160年余の間に種々雑多な政治的経験をしそのすべてに挫折してきたラテンアメリカ諸国の多くでは新たな政治制度をいかにして創出するかについて長期的な戦略を見失い、様々な形の試行錯誤を重ねている。本書は、ラテンアメリカが直面している今日の政治経済危機の構造と要因を豊富なデータを駆使して分析しさらに、各国の将来像を長期的な視野にたって展望する。