ラテンアメリカ危機の構図: 累積債務と民主化のゆくえ (有斐閣選書 124)

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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641180000

作品紹介・あらすじ

今日、ラテンアメリカの経済は、大恐慌以来といわれる最悪の状態にある。この3年間の成長率はゼロ、主要国は平均3桁のインフレに呻吟し、失業者も急増している。他方、独立後160年余の間に種々雑多な政治的経験をしそのすべてに挫折してきたラテンアメリカ諸国の多くでは新たな政治制度をいかにして創出するかについて長期的な戦略を見失い、様々な形の試行錯誤を重ねている。本書は、ラテンアメリカが直面している今日の政治経済危機の構造と要因を豊富なデータを駆使して分析しさらに、各国の将来像を長期的な視野にたって展望する。

著者プロフィール

国際協力機構(JICA)研究所シニア・リサーチ・アドバイザー、ラテンアメリカ協会副会長。アジア経済研究所を経て、筑波大学社会工学系、神戸大学経済経営研究所、政策研究大学院大学教授、在エルサルバドル大使。1966年より76年までチリに滞在し、国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(CEPAL) 経済調査部、国際貿易部勤務。著書に、西島章次・細野昭雄編『ラテンアメリカ経済論』(ミネルヴァ書房、2004年)、Hosono, Iizuka, and Katz (2016). Chile's Salmon Industry: Policy Challenges in Managing Public Goods. Springer他。

「2019年 『チリを知るための60章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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