- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641227057
作品紹介・あらすじ
スターバックスでラテを飲みながら考え議論するような雰囲気のもと、さまざまな問題提起がなされ、知的好奇心を刺激する。現代社会への憲法学からの問題提起。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:323.14A/Ma77s//K
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2023年3-4月期展示本です。
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憲法について堅苦しく考えないという事を目的としてこのような題名にしたようであるが、内容は各々のテーマを専門とする学者が書いた論文テイストで、題名に反して気軽に読める内容ではない。題名で敬遠する人もいれば、題名に騙されて読む人もいるということを考えると、内容的にはしっかりしているのにもったいないように思える。
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法学部には行けないと思った(七面倒くせえ。)
アイヌの憲法問題をどう考えるか、は面白かった。平等原則と個人主義の憲法理念と、アイヌという民族集団への支援をどのよう両立させるか。自我は真空の中に育まれるわけではなく、自律的選択の自由をもつ自我を育むための母体となるのが文化であるから、民族文化の保護は幸福追求権から是認されるという論理。
公正さと公平原則の両立(例えばクオータ制を遡上にあげるにあたって)をどう説明するのかが自分は未だに整理できていない中で、一つのヒントになった。いずれ正義論とかちゃんと勉強しなきゃならんのだろうか、と思う。賢くない自分。しんどい。 -
法律や憲法に明るい識者11人が今後において問題となることに関して解説したものをまとめた一冊。
尊厳死や死後の個人情報の取り扱いなど自分たちの生活に関係してくる話題や憲法について三権について関することなどを文献や資料を使って識者が解説されており勉強になりました。
本書を読んで憲法や法律を踏まえた深い内容となっており、読み応えのある一段と深いタイトルにもある焙煎した知識を身につけることができました。