「同一労働同一賃金」のすべて 新版

著者 : 水町勇一郎

• 有斐閣 (2019年9月30日発売)

作品紹介・あらすじ

改正法成立，省令・指針，判例等，「同一労働同一賃金」をめぐる動き・展開をフォローした，最新の「すべて」。条文解説には新たに「Q」を設け，Q&A方式でよりわかりやすく。施行に向けての正確・円滑な準備，さらにその先の人事労務管理に欠かせない一冊。

感想・レビュー・書評

[いずみさんの感想 · 2020年9月8日]

制度ができた歴史的背景や政策会議、海外での取り扱いなども記載された「同一労働同一賃金とは」が書かれた本。
ガイドラインの補足的なことも書かれていて、実務上あちこち必要になる感じ。
二度読んでやっと頭に入った。

[samwo360さんの感想 · 2020年3月3日]

働き方改革関連法のうち、同一労働同一賃金と象徴的な言われている各制度について、詳細を論じるもの。制度の全体像、細部を理解するのがなかなか大変な今般の改正ですが、この書を含め、各文献にじっくり取り組む必要を改めて痛感。

[pupuponさんの感想 · 2020年1月12日]

同一労働同一賃金の全てという書名通りの本。急ぐ方は第3章法改正内容だけ読めばよい。
でもこの本の存在価値は第1章法改正の経緯、第2章法改正の前史にある。
ただちょっと、読むの辛いね…眠くなる。ちょっとだけ…。

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2019年11月11日]

東2法経図・6F開架：366.4A/Mi95d//K

[別府さんの感想 · 2019年10月7日]

『「同一労働同一賃金」のすべて 新版』
著者：水町勇一郎 (東京大学教授)

2019年09月発売
Ａ５判並製カバー付， 330ページ
定価 2,860円（本体 2,600円）
ISBN 978-4-641-24324-8

改正法成立，省令・指針，判例等，「同一労働同一賃金」をめぐる動き・展開をフォローした，最新の「すべて」。条文解説には新たに「Q」を設け，Q&A方式でよりわかりやすく。施行に向けての正確・円滑な準備，さらにその先の人事労務管理に欠かせない一冊。
〈http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641243248〉

【目次】
はじめに　「同一労働同一賃金」の衝撃
第１章　法改正の経緯──「一億総活躍」「働き方改革」と「同一労働同一賃金」
第２章　法改正の前史──「正規・非正規格差」とこれまでの法的対応
第３章　改正法の内容──改革の趣旨と改正法条文解説
第４章　法改正の基礎──外国法（フランス法，ドイツ法）の概要と日本との異同　
むすび　「同一労働同一賃金」の実現に向けて　

著者プロフィール

東京大学教授

「2024年 『労働法〔第10版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」