近世の女性相続と介護

著者 : 柳谷慶子

• 吉川弘文館 (2007年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

江戸時代、女性は「家」の継承と運営にどう関わったのか。女性の武家相続、大名家の奥向、姉家督に、実情を考察。また介護を支える家族の役割を武士の「看病断」などから探り、近世の女性と家族のあり方を解明する。

著者プロフィール

東北学院大学文学部教授。日本近世史、女性史。主な著作に『近世の女性相続と介護』（吉川弘文館、2007年）、「武家社会と女性」（大石学編『日本の時代史16　享保改革と社会変容』吉川弘文館、2003年）、「日本近世の『家』と妻の姓観念」（『歴史評論』636号、2003年）、『みやぎの女性史』（共著、河北新報社、1999年）

「2010年 『生活と福祉』 で使われていた紹介文から引用しています。」