平安初期の王権と文化

著者 :
  • 吉川弘文館
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 5
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642046329

作品紹介・あらすじ

律令制の支配が揺らぐ8?9世紀、武力組織の再編と天皇権力の強化が急務となった。伝統的な国家機構である兵衛、新たに組織された検非違使など、警察機構と王権の不可分な関係を追究する。文化的活動の持つ政治性にも着目し、『続日本紀』などの国史編纂や、宇多天皇・藤原良房の独自性を照射。摂関・院政期を視野に収め、古代天皇制の特質に迫る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第一部 平安初期の王権と武力
    第一章 兵衛と畿内の武力
    第二章 検非違使の成立
    第三章 滝口の武者
    第四章 政治史上の宇多天皇
    第五章 平安時代の王権
    第二部 史書の編纂と文化の動向
    第一章 続日本紀と古代の史書
    第二章 続日本後紀
    第三章 唐風文化と国風文化
    第四章 藤原良房の史的位置

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

一九三二年(昭和七年)東京生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学教授、学習院大学教授を歴任。著書に『古代国家と軍隊』『日本古代史講義』『日本古代衛府制度の研究』などがある。また『続日本紀』(新古典文学大系)の校注者の一人。

「2020年 『日本書紀(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

笹山晴生の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×