- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652071922
感想・レビュー・書評
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こんなに優しい本初めて読みました。
今この時がすごく大切に思える。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
弟のけなげな優しさに泣いてしまいます。
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2009/08/30 図書館より
尊いものに対する危うさ、儚さを感じられる作品だと思います。あまりにも賢く聡いものは例えすぐに触れられる所に居ても、まるで薄いガラス越しのように決して捕まえられない存在なのです。 -
この身を縛る引力を無視することは出来ないけれど、いつかそれが愛おしく思える日がくるのだろう。
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いしいしんじさんの話し言葉な文章がすごく好き。あと読後の余韻。
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いしいしんじ…この人の本は初めて読みましたがとても文章が好きです。静かで優しい。
090810 -
実はサイン本で持ってます。
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不思議なお話。。温かいようで冷たいものに触れたような不思議な感覚です。
淡々とふわふわと物語が進んでいくのに油断していると、思いがけず心をがしっと掴まれる、そんな小説。
弟はいっそ声が出せなくなっていた方が幸せだったろうな。。苛酷すぎる。
彼の書く単純な童話が、彼の孤独と愛の渇望の叫びを表しているようで心に残った。 -
「おたがいにいのちがけで手をつなげるのは、ほかでもない、すてきなこととおもうんだよ」
現実味が無いのに本当らしくて酷く切ない。弟が愛おしくなる本。 -
大人の絵本でした。1つ1つの話がちょっと切なかった。
それにしても、象のローリングがかなり衝撃でした。実話??だったら怖い・・・。