- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652077870
作品紹介・あらすじ
湘南を舞台に描くかぎりなくイノセントな青春ストーリー。
感想・レビュー・書評
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何で借りようと思ったのかは覚えておりませんが図書館で借りました。タイトルに惹かれたからかな?
こういうお話は嫌いではないしどちらかと言えば好きな方なのですが…なんというのか一言で言えば詰め込み過ぎだろう。主人公とケイちゃんの関係を書くならもっと他の所はスケッチ程度の描写でも良いのに。最初はおじいちゃんとマリーの話かと思ったらケイが出てきて主人公の家庭の事情があり、進路の話が出てきてさらにナツメロ話と同級生の恋と探偵まがいの調査と出生の謎まで出てきてしまうともうだんだんダレが何をしてどうだったかさっぱりわからなくなりました。登場人物が多いのが難点だな。そして個人的には久美さんと言う人が謎です。ダンナが許せない気分はわかる気がしますがそれで一番大事な娘をほったらかしで世界をめぐっているって…アンタがダンナにやられて許せないことを今度は自分が連れあいと子供に対してやってないか?とイラっとしました。
ウサギの星磨きや誰かが同じ星を見上げていると思うとその星がさらに輝いて見えると言うのはなかなか良いなあ~と思っただけに色々と残念です。個々のエピソードはそれなりにステキだし胸を打つ描写があるんですけれども。状況を考えるとそんな悠長に話を聞いている場合なのか?とか色々ツッコミを入れたくなりました。が、まあ、個人的には好きなお話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うさぎはいらなかったような。人との出会いは偶然ではない。意味があるので後悔しないようにとあり色々考えさせられる、児童図書にあったが大人にもおすすめの本。
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ミレドレミレドミミーレドシレミレラドー
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主人公はウサギではなく中学生の男の子。父親の失業をきっかけに鎌倉に引っ越すことになった少年をとりまく人間関係が、ドイツに実在する"恋樹"の伝説をきっかけに動き始める。少年にしか見えないウサギの存在が物語にファンタジーの要素をプラスし、現実と空想の入り混じる不思議な世界観が味わえます。
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父親のリストラや引越しで、江ノ電走る腰越にきた翔太。15歳。
近所の便利屋の手伝い(バイト)で、大学教授だった足立先生のところで、ちょっとしたお手伝いをしに行くようになった。
その便利屋の娘・ケイは、翔太と同級生で、自分が両親の本当の子どもかと悩む。
そんな二人を中心にした青春物語。
足立先生と翔太の関係(那須田淳さんにはよくある設定なのかな?年寄りと少年の友情)、恋樹の話、時折ウサギが現れてのファンタジー、ジャズ、・・・小道具のいろいろが那須田淳らしい。
ケイとの関係が少しずつ進展してゆくのも微笑ましい。
けど、一方で、翔太のようなコは、なかなかいないと思ってもしまう。ウサギより現実味のないかんじが・・・ -
中学の時に読んで、ひねりのない演出が気に入ってる
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2013.02.19