あのころ、先生がいた。 (よりみちパン!セ 31)

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  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652078310

感想・レビュー・書評

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  • 自分の学生時代を小学生、いや保育園時代から振り返ってみても、そんなに印象的な先生っていなかった。
    でも、必ず要所要所でのかかわりはあって。
    自分の学生時代を書いたら、こんな感じなのかな。
    ブックデザインは祖父江慎さん。イラストは100%ORANGEさん。
    それだけで私はテンションあがりました(笑)

  • 学校も社会の縮図だから、いろいろな先生がいるのが当然。熱血だからといって必ずしも自分と合うわけでもない。顔や名まえ、年齢さえも不確かでインパクトがなくても、著者になにがしかの考えるきっかけをくれた先生もいた。

    先生に過剰に期待してぶつかり、傷ついているような現役の生徒に読んでほしい。だから「よりみちパン!セ」 として出版されたのだろう。


    著者の年代だからこそ書ける、肩の力を抜いた味わいがある。

    自分が教わった先生や学校のことを、あれこれ思い起こすきっかけになった。






    作成日時 2008年02月23日 11:01

  • 100%orangeのイラストがカワイイ「よりみちパン!セ」シリーズ31冊目。

  • たーっと読めて面白かった。学校はあまり好きではなかったけれど、確かに大切なことを教えてくれた先生は何人かいたなあとしみじみ思った。改めて、人間の与え合う影響はプラスでもマイナスでも大きく、それが偶然に支配されているところがドラマチックなのだなあと。

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著者プロフィール

伊藤比呂美
1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。80年代の女性詩人ブームをリードし、『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。「女の生」に寄り添い、独自の文学に昇華する創作姿勢が共感を呼び、人生相談の回答者としても長年の支持を得る。米国・カリフォルニアと熊本を往復しながら活動を続け、介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)『犬心』『閉経記』『父の生きる』、お経の現代語訳に取り組んだ『読み解き「般若心経」』『たどたどしく声に出して読む歎異抄』を刊行。2018年より熊本に拠点を移す。その他の著書に『切腹考』『たそがれてゆく子さん』『道行きや』などがある。

「2022年 『伊藤ふきげん製作所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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