- Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652079423
感想・レビュー・書評
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9784652079423
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あいつは魔術を使う」と噂された男、ニコロ・マキャベリ。ルネサンスのフィレンツェに生まれた彼が、不死身となり、いまもヨーロッパを闊歩している…?錬金術師ニコラ・フラメルと金銀のオーラをもつ双子は、『アブラハムの書』の数ページを手にパリへのがれた。追跡する魔術師ジョン・ディーが助けを求めたのはマキャベリ…神話と現代がとけあうノンストップ・ファンタジー。
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みんな!魔法使いだよ!
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マキャベリのイメージが変わった
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読了。
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2巻です。
双子の高校生ソフィーとジョシュが、「アブラハムの書」に予言されていた伝説の双子だった。その「書」を狙うエルダー族から間一髪でパリへ逃げ延びたが、彼らを追う魔術師ジョン・ディーに、新たなる敵ニコロ・マキャベリがくわわった。。
古書店の店主で彼らを導く錬金術師ニコラ・フラメルが、どうも信用できないジョシュ。姉のソフィーは〈目覚め〉と呼ばれるものをうけ、色んな魔術を使えるようになったが、弟のジョシュはまだ使えない。そこにつけこんでくるマキャベリとディー。
今回は、なんとオルレアンの乙女ジャンヌ・ダルクが登場します。歴史の人物や神話、伝説の生き物がいりみだれ、読んでいて面白い。 -
レイラインを使って寸でのところでパリへ逃げおおせたソフィーたち。しかしディーは先手を打って、パリにいる魔術師ニコロ・マキャベリに助けを求めた。フランスのシークレットサービスの長官でもあるマキャベリ。古代から生きている人以外のものや、不死身の人だけではなく、一般の人間からも追われることになった。
2巻はより、登場人物の感情に重きをおいているように感じました。特にジョシュの葛藤。マキャベリは読み進めるにつれて人間くささを感じて好きになってしまいました。決して味方ではないのですが。事態は深刻に違いないのですが、所々であらわれる軽さがこの本の内容を重々しくしていない気がします。 -
すごくツッコミどころは多いです。神話の神様を出したと思ったら概略も述べずに退場。ニコラとディーの関わりを述べる為に、歴史のこの出来事は二人の戦いで巻き起こった、って一言が必ずつく。Wikiで神話と錬金術とでも検索しながら書いたんじゃないだろうかって思うほど。児童文学だからこんなものかって思う気持ちもよぎったけど、ここまでそこらじゅうの神話とか伝記の名前だすなら、児童文学だからこそあまり適当に書かないで欲しいとも思う。少しでもまともな展開を待ちつつとりあえず読破。