怪盗ルパン 謎の旅行者 (世界ショートセレクション 1)

著者 : モーリス・ルブラン 平岡敦

• 理論社 (2016年12月12日発売)

感想・レビュー・書評

[みかげさんの感想 · 2023年10月30日]

アルセーヌ・ルパン物は子どもの頃に学級文庫で読んだ記憶がおぼろげにあっただけなので、改めて読むと新鮮だった。子ども向けではあるが大人も十分に楽しめた。ヨシタケシンスケさんの挿絵も独特のユーモラスな可愛らしさがあってとてもいい。理論社のこのシリーズは親子で一緒に読書するのにもいいと思う。

[aiko22さんの感想 · 2021年12月27日]

子どもへの海外文学入門として。
ふりがな、活字の大きさ、イラストのかわいらしさと素っ気なさ、それに何より飽きのこない短編集であるところが非常にちょうど良い。すてき。

[ntsyk20さんの感想 · 2018年6月16日]

小学校の図書室にあったおどろおどろしいカバーのルパンシリーズに胸ときめかせていた頃を思い出した。
多分、まともに読むのは初めてなのだが、100年前の作品とは思えないくらい、巧妙でスリリングでかっこいい。
ディカプリオでグレートギャツビーぽく映画化してくれないかな。

[如月久美子さんの感想 · 2018年6月3日]

　『10歳までに読みたい名作ミステリー』よりは、高学年向けな感じがします。
　『八点鐘』とか、子どものころ読んだはずなのに、内容、すっかり忘れてたなぁ。

著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」