タイを知るための60章 エリア・スタディーズ

  • 明石書店
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本棚登録 : 60
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750317250

作品紹介・あらすじ

東南アジアで繰り広げられた植民地主義の中で,独立国として今日まで誇りを持ち続けるタイ。本書は「微笑みの国」タイの知られざる魅力を,歴史,民族,経済,宗教,言語をはじめ20世紀後半からの急速な社会変化を豊富な写真資料や統計を基に浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  • ある国を勉強始めるには明石書店のエリアスタディーズシリーズが良い。タイの少数民族、隣国との歴史、農民vs都市民、華僑、小中華思想、王政、仏教などに興味あり。

  • 三葛館一般 302.23||AY

    タイトル通り60章にわたって、タイの国史・政治・外交・経済・国家・民族・言語・宗教・教育・社会・人物・文化などを、それぞれの専門家が詳細に紹介しています。これを読めばあなたもタイ通!

    和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=63605

  • 何人かのタイの専門家が、それぞれの専門分野についてを短くまとめたエッセイ的な解説書。60ものテーマにまたがっており、タイという国について、政治・社会・経済・教育・宗教などなど、網羅的に理解が出来る。1テーマあたり5ページ程度と手軽であるので入門に良いと思う。

  • バンコクに住み始めて1年5ケ月。断片的であるけれども、タイやバンコクに関する知識が徐々に蓄積されてきつつある時期。この本は、政治・経済・教育・歴史、など、広範な分野をカバーしていて、あらためて読んでみるとそれなりに面白かった。

  • タイについて勉強する際にまず読んでおくとよい本

  • 旅行の予習用に図書館から借りた1冊。60章もあるので興味のある章から乱読。歴史と人物を重点的に予習。

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著者プロフィール

国連ユネスコ企画専門員、九州大学、筑波大学、京都文教大学教授(副学長)。城西国際大学人文学部客員教授。筑波大学名誉教授。この間スタンフォード大学、ペンシルベニア大学、マサチューセッツ大学、マッギル大学などの客員教授などを歴任。文学博士。
単著
 『アメリカの秘密結社——西欧的社会集団の生態』中央公論社、1970年
 『タイ族——その社会と文化』弘文堂、1971年
 『クラブの人類学』アカデミア出版会、1988年
 『東南アジアの論理と心性』第一書房、1992年
 『現代世界とエスニシティ』弘文堂、1993年
  その他
編著
 『文化人類学15の理論』(中公新書)中央公論社、1993年
 『カナダ民族文化の研究——多文化主義とエスニシティ』刀水書房、1988年
 Nation State, Identity and Religion in Southeast Asia. Singapore Society of Asian Studies, 1998.
 『文化人類学のフロンティア』ミネルヴァ書房、2003年
 『よくわかる文化人類学』(桑山敬己と共編)ミネルヴァ書房、2006年
 『文化人類学20の理論』弘文堂、2006年
  その他
監修
 ジュリアン・バージャー『図説世界の先住民族』明石書店、1995年
 『世界民族事典』弘文堂、2000年
翻訳
 A・ファン・ヘネップ『通過儀礼』(綾部裕子と共訳)弘文堂、1977年

「2008年 『サハラ以南アフリカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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