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- Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750324258
作品紹介・あらすじ
江戸時代の韓流の代表例である朝鮮通信使。異国の使節をむかえた当時の日本人たちは何を考え,どう向き合ったのか。「鎖国」史観や当時の朝貢意識を乗り越え,華夷秩序下での善隣外交の枠組みや,多文化共生,メディアなど多様な視点からの再検証を行う。
感想・レビュー・書評
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朝鮮通信使をよみなおす
(和書)2011年01月04日 21:29
仲尾 宏 明石書店 2006年10月12日
柄谷行人さんの書評から読んでみました。
朝鮮通信使というものの存在を知らなかった。朝鮮蔑視や日本の優越主義の形成がどのようになされてきたかも知ることができる。
対抗運動としてみれば、両面のことを知らなければいけないという著者の意見も肯ける。
朝鮮の善隣主義を書き換えるような卑劣なことを許してはいけないと思った。
とても参考になった。ただ不勉強故漢字を読むのが面倒に感じたところがあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このたび対馬に行くことになり、予習のため図書館で借りてまいりました。
しかし、まるで高校日本史の教科書みたいに細かい情報を詰め込みすぎてて、読みにくいことこのうえなし。いかにも学者が書きましたって感じ。最初に朝鮮通信使の概説や意味を概観する章をおけば、うんと読みやすくなっただろうに。
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