男女平等教育阻害の要因 明治期女学校教育の考察

著者 : 櫛田真澄

• 明石書店 (2009年8月25日発売)

作品紹介・あらすじ

跡見学園や東洋女学校など明治期から現在まで続く女子高校、女子大学を中心に、その建学の理念、当時の授業内容をつぶさに調査。「和洋裁伝習」などの職業訓練や「良妻賢母」の養成など、現代の教育に通じる男女不平等の要素を詳細に検証する。

著者プロフィール

東京学芸大学学芸学部卒業。同大学教育学専攻科修了。早稲田大学教育学部教育学研究科博士課程単位取得。教育学博士。
東京都公立中学校三校の教諭をへて、岡山大学教育学部専任講師、茨城大学教育学部教授、白鴎大学教育学部教授。現在、東京純心女子大学非常勤講師。
著書に『男女共学家庭科を創る』学芸図書、1985年。『高齢化社会と教育』（共著）中央法規出版、1985年。『性というつくりごと』（共著）勁草書房、1992年。『男女平等教育　今まで、これから』ドメス出版、2002年。

「2009年 『男女平等教育阻害の要因　明治期女学校教育の考察』 で使われていた紹介文から引用しています。」