思想と文化 (ジェンダー史叢書 第3巻) (ジェンダー史叢書 第 3巻)

著者 :
制作 : 竹村 和子  義江 明子 
  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750332338

作品紹介・あらすじ

近代以前の性体制の考察を中心に「学問の変革と再生」「信仰の主体」「文化とメディア」の分野に分け、特定の時代、特定の事象の中で、性にまつわる言説がどのように捏造され、占有され、自明化されてきたかを追跡する。16の論文と12のコラムを収録。

感想・レビュー・書評

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  • ハリウッド女優というイメージの定義が興味深い。
    本書P254より

    まだまだ女性が仕事人として生きるのが難しかった時代に、経済的に独立した職業人であるだけでなく、男性と対等に、またその力を認知された存在として女性スターたちが、自信を反省させたイメージそのものだった。

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著者プロフィール

成蹊大学文学部准教授
専攻:文化人類学、ジェンダー学、宗教学
主な著作:『イスラーム復興とジェンダー――現代エジプト社会を生きる女性たち』(昭和堂、2015年)、『ジェンダー暴力の文化人類学――家族・国家・ディアスポラ社会』(田中雅一との共編著、昭和堂、2021年)、「イスラームとジェンダーをめぐるアポリアの先へ」(『宗教研究』93(2)、2019年)。

「2024年 『日本に暮らすムスリム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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