- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750346724
作品紹介・あらすじ
南コーカサスのアゼルバイジャン共和国は、ソ連崩壊に伴い独立を果たした。東西文明の十字路に位置し魅力的な文化と歴史を持つと同時に、資源も豊かな戦略的意義の高い。本書では、そのようなアゼルバイジャンを紹介し、その魅力を伝える手引きとなる。
感想・レビュー・書評
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このところ毎日メディアを賑わす(日本のメディアではほとんど報道されませんが・・・)、ナゴルノ・カラバフ戦争の背景について知りたくてこの本を購入しました。本書では自分が想定していた以上にナゴルノ・カラバフ戦争に関する内容に関して紙幅を割いていたことはすごく高評価です。さらに言えばアゼルバイジャンが驚くほどの独裁体制の国家であること(ソ連時代にKGBだった人物の息子が現在も国のトップに君臨している)、いわゆる政治エリートが経済的にも力を持ち、政治・経済を支配している(いわゆる欧米寄りのリベラルな価値観を尊重しているとてっきり思い込んでしまっていた)、そもそもイスラーム系国家(ただしかなり世俗化されていて普通に酒も飲み、ワインが名物)、石油に頼った経済、首都バクーと地方の格差などなど自分の予めアゼルバイジャンにもっていたイメージを良い意味で覆されて、良い買い物をしたなと思いました。
そうだったのか?!アゼルバイジャンと思える本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アゼルバイジャンと言えばバクー、バクーと言えば石油。そのイメージしかない。
そして、その石油は枯渇したものと思ってった。
でもカスピ海に新たな油田が見つかって資源国家になっている。
その他に知っていたのは、その石油を狙って第二次世界大戦時にドイツ軍がバクーを狙っていたってことぐらい。
https://seisenudoku.seesaa.net/article/472425867.html -
東2法経図・6F開架 302.29A/H72a//K