神社に泊まる―日本全国癒しの宿坊ご案内

著者 :
  • 亜紀書房
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750510224

作品紹介・あらすじ

パワースポットとして、最近人気の神社めぐり。あまり知られていないが、実は宿泊できる神社も多い。聖なる空間で過ごす一日は心地よい。神社で出される食事から温泉、早朝のご祈祷など、癒されて運気がアップする神社の旅を紹介する。

◇全国16ヶ所のあまり知られていない「泊まれる」神社の宿坊を完全紹介。
◇境内図、お参りの仕方など「神社入門」つき。
◇神像や仏像の専門家である著者が神社の縁起や神様の由来、歴史についてやさしく解説。
◇女性読者だけでなく、神社や山登りが好きな人にもおすすめ。

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    省略

    <内容>
    たまにはこんなところに泊まるのもいいのかな?一人でも泊めてくれるのか?

    逗子市立図書館

  • まだ子供が小さいと、自分の時間を持つのが難しい。満員電車内であろうと、本を読める時間は私の大切な気分転換時間。

    ついつい、他の人が読んでいる本も気になり、これはそんな風に、前に立っている人が読んでいて「こりゃおもしろそうだ!」と思い読んでみる。

    写真も綺麗で文章との割合と言うか、配置も良く、少し行った気分、神社で癒された気にさえなる素敵な一冊。いつもと違った体験が出来ると思い、神社に泊まりに行きたいな。

    【学】
    神社に泊まることを「参籠」と言う

    お寺:仏様を御本尊、山門には仁王様、三重の塔、線香を焚、鐘を鳴らして合唱、墓地もある
    神社:神様をお祀り、鳥居、狛犬、柏手、結婚式、森に囲まれている

    栃木県 古峯神社
    神奈川県 大山阿夫利神社
    東京 武蔵御嶽神社
    埼玉 三峯神社
    茨城県 加波神社

  • お寺の宿坊には何度か宿泊したが、神社にも宿泊することが出来るのだということを初めて知った。世俗化した宿坊よりも神社の方が規律が厳しそうに読めた。浴場で「潔斎」し、神様の食事のおさがりである「直会」をいただき、翌朝は「一番祈祷」を受けなければならない。お酒は「お神酒」といて許されているが多量に飲むことはやはりマズイだろうな。

  • 古峯神社
    小御岳神社や北口本宮富士浅間神社にいたみたいな大きな大天狗と烏天狗の面。こちらが本来なのか。いや、同じ天狗が飛び回ってたのかしらん。

    三峯神社
    お犬様に三柱鳥居。

    加波山神社
    平田篤胤 「岩間山に十三天狗、筑波山に三十六天狗、加波山に四十八天狗」
    鬱蒼とした山椒魚谷

    伊勢行った〜❤︎

    椿大神宮
    猿田彦と別宮の椿岸神社には天鈿女!
    夫婦円満。あのふたりなら楽しそうな家庭だもの。
    松下幸之助もいる。
    四日市。

    熊野本宮大社
    行きたい行きたい行きたい
    八咫烏だし、世界遺産だし。
    温泉もある。小栗判官もここで蘇生した!

    石清水八幡宮
    はー、京都なら行けることあるかも。

    近江神宮
    かるただし、水時計だし。

    出羽三山神社
    月山神社に月読命。

    黄金山神社
    震災の被害がすごかったよう。
    陸奥の国守・百済王敬福くだらのこにきしのきょうふくって亡命した百済人の子孫。金を発見。

    高山稲荷神社
    千本鳥居がすごい。

    早池峰神社
    遠野物語で山人が棲む山
    宮沢賢治のどんぐりと山猫、風の又三郎も大迫の風土
    旧稗貫郡役所は猫の事務所のモデル?
    行きたい。

    戸隠神社
    天岩戸が飛来ってどういうこと。天手力雄命が天岩戸をここまで投げ飛ばして戸隠山。いやいやいや。
    杉並木がすごい。

    北口本宮富士浅間神社
    行った〜❤︎
    森がすがすがしくて、ゆっくりみた。なんか神様たくさんいた。ご神木もとてもかっこよくて撫でた。門が改修工事で残念。ウィンクの千社札?がいたるところに貼ってあった。なんで。


    さて、次はどこへ行こう?

  • 今流行の御朱印巡りをしているうちに、いつか神社に泊まってみたいなあと思っていた矢先に出会った本。
    有名所の神社でも泊まれるのですね。
    冒頭には神社とお寺の違いやお参りの仕方なども簡潔に書かれているのも良かった。
    また、取り上げられている一つ一つの神社についての説明も不勉強な私には大変勉強になった。

    強いて言えば、中に掲載されている写真がちょっと古めだったことが残念。

  • 日本各地の神社のうち、神社そのものや周辺の宿泊施設に滞在することのできる場所をいくつか紹介している本。取り上げられている神社の数がちょっと少ないのが、かなり残念。あと10か所ぐらい多めに紹介してくれてたら、☆が1つぐらい増えたかも。

    が、それぞれの神社の由来と周辺の雰囲気、そして宿で頂くことのできる食事などについてはかなり詳しく書いてあるので、「この本に書いてある神社を目的として」旅をするならば、好いガイドブックになると思います。

    しかし、神社に泊まるのって、意外に生々しいぐらいの宿泊料がかかるんだなと、その辺だけは妙に納得したというか、ちょっとガッカリしたというか(笑)
    ネパールで、お寺の近くの修行僧が宿泊する施設とかに行ったら、一泊200円ぐらいで泊まれるところもあるんだけどなー。まぁ物価が全然違うっちゃあ違うんだけど。

  • そもそも、神社には泊まって御参りするものだということを、どのくらいの人が知っているだろうか?
    まさにそんなコンセプトで、有名な神社とその周りの宿坊と利用の仕方をはじめとして、
    神社の周りの、あまり普通には知らないことを、薄いながらも数多くまとめている本。
    (神仏分離も含めた歴史上の興味深い話にも触れられている。)
    参籠(宿坊に泊まる)しての「一番祈祷」など、きっと心が洗われるだろうなぁと想像すると、
    時間を見つけて是非行って見たいと思いました。

  • 装丁の美しさの割に、あまり中身の構成は洗練されていなかった。そのため、せっかくの「厳かな空気に抱かれて一夜を過ごす」なんともいえないスリリングな感覚が共有できない。企画の切り口はすばらしく好きだったのに。

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著者プロフィール

大阪府大阪市生まれ。民俗学者。著書に『災害と妖怪』(亜紀書房)、『蚕』(晶文社)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『五輪と万博』(春秋社)などがある。

「2023年 『『忘れられた日本人』をひらく 宮本常一と「世間」のデモクラシー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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