ピトゥスの動物園

  • あすなろ書房
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751519028

感想・レビュー・書評

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  • と〜ても素晴らしいです。

  • スペインのバルセロナの下町。
    仲良しの六人組の男の子。
    いちばん年下の7歳のピトゥスが難病になり、スウェーデンのえらい医者に診てもらわないと治らない。でもそのお金がない。
    町の人達はチャリティコンサートを開いたりしましたが、まだまだお金が足りない。
    仲間達は、子供達で一日だけの動物園を作ってその入場料をピトゥスのためにと奮闘します。
    その動物集め、ウサギを捕まえたりなどが愉快に描かれている。

    町の人達も、ピトゥスのために、と協力して、あったかくて良いね。読後ほんわかした気分になりました。

  • 「中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚」
    中学生のうちにぜひ読んでおきたい205冊、ブックリスト。
    物語・小説ー初・中級編ー
    018

  • 2012,1,14 読了。

  • スペインのバルセロナに、仲良し六人組の男の子たちがいました。そのうちの一人、ピトゥス(7歳)が難病にかかってしまいました。病気を治すためにはスウェーデンのえらい先生に看てもらわないといけませんが、そんなお金はありません。その話しを聞いた下町のみんなは、福引きをしたり教会でチャリティコンサートを開いたり、ピトゥスのためにお金を集めました。しかし、まだお金は足りません。
    そこで、仲良しの子どもたちも、自分たちでなにかできないか、と考えました。そして、手作りの動物園を計画したのです!
    町をまきこんで、動物園をつくる。無茶だ!と頭ごなしに計画をやめさせずに協力する大人がいて、自分の得意な事を生かして、考え、工夫して動物園をつくっていく子どもたち。
    町のみんなも優しさが伝わるのもさることながら、年齢もいろいろな子どもたちが計画して実行してゆくさまが面白い。

  • 病気のピトゥスのために
    動物園を作ってお金を集める話

    いい子たちだなぁ

    計画したり役割決めたり実行する大変さや面白さ

    みんなで協力する素晴らしさ

    いい話だなぁ!

  • 病気の友達のために自分たちで動物園を作ろうと頑張る子どもたちの物語。子どもが集まって共同作業する時の楽しさだけでなく、難しさもしっかりと書かれています。小さい子や調子に乗りすぎる子への対応、班分けの難しさなどなど。うんうん、そういうことあるよねえと思いつつ読み進めました。また余計な手や口を出さず、それでいて要所要所でアドバイスする大人たちの関わり方も素敵です。如何にも課題図書的な内容ですが、素直に面白いと楽しめましたね。

  • 過去の課題図書ということで図書館で見つけて読んでみました。
    1人のお友達のために町全体がひとつとなって協力するという優しさに感動しました。

  • さすが課題図書。学ぶことが多すぎます

  • 同じく、中学年向けの課題図書です。病気の友達を助けるために、子供たちだけで動物園をつくってその入場料でお金を集めます。子供たちの熱意に負けて町の人たちが町中でこの活動を応援します。感動という点では今回イチオシの本です。

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