- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751523537
感想・レビュー・書評
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雪の女王VS謎の女性。魅力的な登場人物にジェットコースターに乗ってるみたいな急展開がたまらない。
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「氷の女王」を踏まえたお話。
やっぱりカイ・マイヤーはいいですねぇ -
両親がおらずホテル・オーロラに生まれたときからずっといる女の子のマウス。周りの意地悪な男の子たちからメイドボーイと呼ばれつつも、信頼できるのは物知りなクークーだけで、恐ろしいハングマンに見張られながらも、変わらない毎日を過ごしていた。そんなあるとき、青い髪の女性にホテルの外で助けられ、恐ろしい冷気に包まれた女に出会ったことで、マウスは突然敵味方の二人の間に挟まれてしまう。少年に変えられたトナカイとともに、マウスは正義と友情について悩みつつも戦いに身を投じるが・・・。
著者は大抵がシリーズ物で、1冊で完結する物語は初めて読んだのですが、やっぱり長編に比べて早急にたたみすぎかなぁと思いました。設定はよく、引き込まれるような展開も後半とても好きなのですが、(前半が特に)あまり世界観が分からないままずるずると引きずっているような感じで、少し退屈でした。でもタムシンと女王の間で迷うマウスの心情は、とても丁寧に描かれていて良かったです。自力でホテルの外へ飛び立っていったマウスのこの後が気になるところ。 -
M市図書館
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タムシンが持っている雪の女王の心臓をめぐって、雪の女王とタムシンが戦うのだが初めマウスの存在意義が分からなかった。後半はククシュカやハングマンの正体が分かり随分面白くなったのだが、前半はここという面白みがあまりなかった。
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ロシアのホテルを舞台に、雪の女王と魔法使いが生死をかけて闘うファンタジー。
生まれてから一度もホテルの外に出たことが無い少女マウス、雪の女王に少年にかえられたトナカイ、不気味で陰険な巨漢のホテルマン、ハンサムで親切な、マウスの唯一の友人クークー。ひとりひとりが個性的で、重要な役割を果たす。
カイ・マイヤーにしては短い話だが、誰が敵で誰が味方かわからないまま物語が佳境に入るあたり、うまい。
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読み終わりました。
面白かった。前半は進展があんまりないけど、後半一期に飛ばしたって感じ。
動物好きにはたまらないわっ(誰
カイマイヤーさんだったんでつい購入してしまいました><
どことなく鏡のなかの迷宮と似たような空気が流れてて・・・冒頭の感じからは気に入ってますね。
もうすでにカバーが汚くなり始めている件。
カイマイヤーさんの本はぼろぼろになるまで読み込んでます^^;
一番好きな作家さんだもんね。
海賊三部作も金があったら買いたいです。