- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751525296
作品紹介・あらすじ
40兆キロメートル離れた星に、知的生命体発見!宇宙船プロキシマ号は、5世代をかけてはるかなる航海へ・・・。NASA及びハッブル宇宙望遠鏡で撮った写真を全ページに使用。
感想・レビュー・書評
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若田光一さん、日本人初のコマンダーを祝して、小学3年生のテーマは宇宙。読み語り絵本は『わごむはどこまでのびるかしら』でしたが、この絵本を紹介すると食いつく食いつく…結果、文章が長くて読むのを避けていたこの絵本も読む羽目に(笑)。長い物語にも関わらず、子ども達真剣に聞き入ってました。主人公の愚かさを嘆いたり、ブラックホールと時間のからくりに驚愕したり。一つの大きな冒険を終えた感じ。「これって本当にあった話?」と何度も訊かれました。さあ…伝説だと思うけど…どうだろうね〜(笑)。
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宇宙版浦島太郎でしょう。こども向け、というより、おとなの自分が読んでなんとも言えない気持ちでいっぱいになった。冒頭からせつない。宇宙探検するための人生、繋ぐための親子関係。切ない。
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宇宙の物理を扱ったしっかりしたファンタジー。小さいうちに読んでもらえば、物理に興味が持て、新しい分野の扉が開くでしょう。
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宇宙船に乗っての旅路の途中、少年イカルスは遭遇したブラックホールに興味をもったせいで……と、ストーリー自体はシンプルな教訓話となっているが、まるで絵画のような写真が宇宙の混沌や深遠を見事に表現しているので、むしろあまり複雑な話でなくてかえってよかったのかもしれない。とにかくめまいを起こしそうなほど濃く美しい写真に、ため息が出る。