林檎の樹の下で: アップル日本上陸の軌跡

著者 :
  • アスキー
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756116352

感想・レビュー・書評

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  • 1996年の作品だから、今から
    四半世紀前のモノ。コンピューター関連書籍は普通1年も
    経過すると何の役にも立たなくなるのが常だが、この作品
    はソレに当てはまらない。なぜなら、ここで描かれる物語
    の時系列はApple Computer設立からMacintosh誕生、そ
    して創業者であるスティーブ・ジョブスの更迭までの期間。
    黎明期のアップルに、日本人がどう関わったのか?を描い
    た人間ドラマだからである。

    作者の斎藤由多加氏は、この作品の後に「Tower」という
    シミュレーションゲームを世界的にヒットさせ、その後
    ドリキャスで「シーマン」をリリースしたIT偉人。
    週刊SPAで連載されていたコレが、僕は毎週本当に楽しみ
    だった。

    登場してくるマシンは、Apple II、LISA、そして
    初代Macintosh。この時代はおそらくMacintosh Classic
    が初の廉価Macとして発売された頃で、アップルは当時よ
    うやくパソコンに興味を持ち始めていた僕の憧れのメーカ
    ーだった。そこにかなりの“問題”があった事が非常によ
    く解る。

    コレは僕の本棚の隅から発掘された古書。
    今現在は絶版なようだが、Amazonでは古本も販売されて
    いるようなので、日本vsアメリカの熾烈なビジネス闘争を
    ぜひ味わって欲しい。

    そういえば、昔貰ったApple IIがまだ実家にあるハズなん
    だけどなぁ・・・。さすがにもう捨てられちゃってるかな?

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