デーモン君のソース探検: BSD magazine Books BSDのソースコードを探る冒険者たちのため
- アスキー (2004年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756144157
作品紹介・あらすじ
C入門者から一歩先へ踏み出したい人にデーモンパパがソースの読み方のコツを教える。
感想・レビュー・書評
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NetBSD1.6を扱った本。Unix系のOSらしい。
コンピュータ界からしたら大昔の本だと思いますが、名著らしいので、コンピュータの歴史の勉強の一環として読んでみました。
世界観や絵柄が非常に独特で見てるとジワる。
どうやらこの表情豊かな悪魔ぽいキャラクターはDaemon(Demonの古いつづり方でもある)から来てるようです。”BSDオペレーティングシステムのマスコット”なのだとか。
そしてなぜ閻魔大王(仏教)!?
デン「えーん、えーん、パパー。」
パパ「ふあ。よく寝たな。なんだ、デン。またわからないところがあるのか。」
デン「定義されてない構造体が使われているんだ。」
ママ「あら、きっとマクロでしょ」
デン君、子供なのに泣く理由が高度すぎる...!!
多少真似してみましたが、macでは素因数分解はgfactorでした。当時からは微妙に変わってますが、もちろんまだ使えるものも多くて、基礎が学べます。私にはかなりレベルが高くて難しかったです。
(windowsではまだ試してないです)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んで良かった。引き出し開けたら入ってた。懐かしい。mmap はこの書籍から。NetBSD マガジンですって。マニアック〜!ユニマガとか購読してましたよ。
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NetBSD 1.6 のソースコードを題材にしている。
2013年11月現在、ソースコードは以下の場所から取得できる。
ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD-archive/NetBSD-1.6/source/sets/
本書で扱う内容はほぼ全部ここの src.tgz に入っている。
さらに、以下の書籍でもUNIXコマンドをNetBSDのソースを
元に解説されている。
プログラミングテクニック
http://booklog.jp/item/1/475614389X
プログラミングテクニックアドバンス
http://booklog.jp/item/1/4756145663
この本とプログラミングテクニックではBSD ls の
ソースについて解説されている。
BSD lsとは全然別物のソースだが、GNU ls のソースについても
以下の解説本が出ている。
lsを読まずにプログラマを名乗るな!
http://booklog.jp/item/1/4798039438 -
本屋にて発見。ソースコードの読み方がわかる。後半紹介されているコードは自分には難易度が高かった。また読み返そう。
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デーモン君のパパがかなり怖い。
「聞く前に調べるんだな。」