Mac再発見の旅 ~Leopardに生かされる素晴らしきユーザーインターフェース~

著者 :
  • アスキー
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756150349

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1

  • Mac OS X v10.5 Leopardにいたるまで、初代Macからのユーザーインターフェイスについて書かれた本。
    Mac愛にあふれているが、ちょいちょいWindowsについてけなしたり、旧MacOS(OS 9以前)の方が優れていると思っている節があり、クセがある書き方となっている。
    けっこうボリュームがあるのだが、ネタの重複がたびたびあり、あまり体系化されていないので、冗長に感じる部分が多い。

  • 「いかにユーザーにわかりやすく表現をするか?」

    を32×32のドット絵時代から追求してきたDNAが流れているからこそappleという会社からiPodやiPhoneにおける幅広く受け入れられたデザインが生まれたのだと思います。

    その歴史をひもとくと、なぜWindowsユーザーがphotoshopを使いにくいかなども分かってくる。
    著者がかなりMacを優遇しているのが気になりますが、システムとしてのMacの歴史とその功績を知るには最良の本。
    ただし、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を語りながら中身はほぼ文章での説明のためきちんと文章を読む人向き。
    結構なボリュームなので興味のあるところだけ読んでも面白いと思います。

    GUI以外にもユーザーがあやまってフロッピーを取り出さないように、第一号機から手動のイジェクトボタンをなくす機構を採用するなど、各所に散りばめられた気配りには恐れ入ります。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1984 年東京都立大学大学院工学研究科修了。同年、富士ゼロックス株式会社に入社。1999 年から フリーランスとなり現在に至る。大学時代にApple IIに感化され、パソコンに目覚める。在学中から月 刊 I/O 誌、月刊 ASCII 誌に自作プログラムの解説などを書き始める。就職後は、カラーレーザープリン ターなどの研究、技術開発に従事。退社後は、Mac を中心としたパソコンの技術解説記事や書籍を執 筆するライターとして活動。時折、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士として、コンピュータ ーや電子機器関連品の鑑定、解説を担当している。

「2020年 『6502とAppleⅡ システムROMの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柴田文彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×